キャロリング@サンシャイン劇場
1階20列18番
作家の有川浩がキャラメル上演のために書き下ろしたもの。
最初から成井さんも加わり、キャラの氏名は役者が考えたものだったり、面談もしたりしたそう。
あらすじ
大和俊介が務める小規模子供服メーカー『エンジェル・メーカー』は経営不振のため、12月25日で「クリスマス倒産」することとなった。
エンジェル・メーカーは学童保育もしており、殆どの子供は別の所へと移っていったが、ただ1人田所航平だけは最後の日まで世話になることになっていた。航平の両親は別居しており、航平はキャリアウーマンである母親の圭子と共に年明けには海外に行くことが決まっていたのだ。両親に離婚して欲しくない航平は何とかして両親を仲直りさせるべく、大和の同僚の折原柊子と共に父親の祐二の居る横浜へと向かう。
父親が両親が許せない男、それによって別れ、傷ついた女という二人の思いを下敷きに、
父親に会いたい一心の子供をこの二人が助け、想いが醸されていくという過程を実に丁寧に描かれていました。
実際には倒産するにもかかわらず、最後まで会社に残る社員、
別れて、しかも同じ会社なのに、お互い好きなのもバレバレで仲が良くというのはある意味ファンタジー。
一方、誘拐という事件を起こしたもののその奥には、
好きな女性を助けたいというものがあったという話の顛末もキャラメルっぽいファンタジーだと思います。
必ず誰かを守るためだったり、好きという気持ちだったり。
キャラメルボックスのお芝居にはそんなものがたくさん詰まっていて、必ず泣いちゃいますね。
来年は、2年ぶりにトライアスロンパスを買いました。
まずは時代劇ハーフ2本立てから。
楽しみです♪