「腹囲」健診で測ります 厚労省、08年度から方式
2008年度から40歳以上の人が受ける新しい健康診断の検査項目と判定基準が26日、固まった。内臓脂肪の蓄積に高血圧や高脂血、高血糖が重なり生活習慣病の危険性が高まる「メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)」の考え方を導入したのが特徴で、これまで実施していなかった腹囲(へそ回り)の測定を必須とする。
健診の結果「要治療」とならなくても、生活習慣病の「危険度」に応じて受診者を3つのレベルに分類。生活習慣の改善などをきめ細かく指導する仕組みを取り入れる。
新しい健康診断は、厚生労働省が08年度から、健康保険の運営者に対して、40歳以上の加入者への実施を義務付けるもの。検査項目や判定基準は26日、有識者でつくる検討会に示され、基本的に了承された。
(共同通信) - 5月26日22時5分更新
ウエストではなくへそ周りというのがポイント!
今日の昼は歓送迎会だったので、部内の全員でお昼ご飯だったわけですが、
そのとき私がふと思い出して、提供した話題。
部内5人中40代以上は3人。
おやぢは『腹囲測定が怖くて酒が飲めるか( ̄~ ̄)ξ 』
と一喝(笑)
若い女性は関係ないので、気にならないかと思いきや、 『へそ周り測定』 に反応(笑)
日本人の三大死因は がん、心臓病、脳卒中。
そして、心臓病と脳卒中を合わせた循環器病を引き起こす原因が「動脈硬化」
その危険因子と有名なのがコレステロール。
最近では、肥満(特に内臓脂肪)がさまざまな生活習慣病を引き起こし、
より「動脈硬化」になりやすいことがわかってきたらしいです。
そのキーワードとして注目され始めたのが『メタボリックシンドローム』ということなんですね。
『メタボリックシンドローム』の目安は
1)ウエスト周囲径:男性は>85cm、女性は>90cm
2)血圧:>130/85mmHg
3)中性脂肪(TG)値:>150mg/dL
4)空腹時血糖値:>110 mg/dL
5)HDLコレステロール値:<40 mg/dL
内臓周りに脂肪が蓄積される「リンゴ(タル)型肥満」は、メタボリックシンドロームになりやすいらしい。
といいつつ自分のお腹をみてしまうワシwwww
既に2001年の労災保険法の改正で、定期健康診断(一次健診)にて
『血圧』・『肥満』・『血糖値』・『血中脂肪』(死の4重奏といわれている)をすべてクリアすると、
労災保険による二次健康診断給付の対象になったり、
『生活指導』・『栄養指導』・『運動指導』の費用が給付されるようになっています。
今回の改定はこれをさらに強化しようというものでしょう。
『喫煙』もとうとう病気として認定されたらしいし、健康番組もどんどん増える。
長寿大国・日本、健康が気になる世代が増えたということでしょう。
それにしても、世の中どこまで健康志向に向かうんでしょうかねぇ・・・
mittya