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複利と継続の力

4月なので、いろいろな雑誌に貯金の特集がくまれてますね。

FPのサイトであるWorks worksのエントリに65歳金融資産1億円プロジェクト。というのがありました。
このエントリでの検証によると年利7%で運用した場合、
65歳になったときに1億円が手許にあるようにするには、
20歳(スタート)時に477万円が必要ということです。

この数字は20歳から65歳になるまで、まったく手をつけない「老後資金」ということになりますが、
20歳の時に477万円を持っているというのはちょっと現実離れしたシュチエーションでもあります。



で、積立預金にした場合を考えて見ましょう。

積立のゴールは検証と同じ条件にします。
60歳で7,130万円。(年利回り約7%)

すると、20歳で元金0円でスタートするとしても
ざっくりとではありますが月2.7万円(年間積立額32万円)でいいという計算になります。

生涯で必要なお金は老後資金だけではないので、毎月3万弱は現実的ではないかもしれません。
年間32万なのでボーナス5万*2回を併用すると、毎月2万弱でOKなことに。

さてこの年間32万円の積立のシュミレーションですが。。。。

1年目には30万ちょっとだった資金も
5年目で195万と順調に増えていき
10年目472万
37歳(17年目)には1,000万円を超え、
50歳になる頃(30年目)で3,400万円
55歳(35年目)には5,000万円を超えるはずです。

たった年利回り7%(国内定期だけじゃ無理だけど、難しい数字ではない)で
たった毎年32万円。
40年積立をすると65歳には1億円に育つのです。
20歳で用意できるなら477万でよいのですが
積立すると元本は1,280万円
これが複利の力(スタートダシュが大切なの♪)&積立の力ということでしょう。

その人のリスクの考え方や資産状況にもよりますが、mittya的には50歳ぐらいまでは、
積立によるドルコスト法でリスクヘッジが効くので、もっとリスクをとってもいいと思ってます。
たとえば年利回り12%で運用すると、同じ積立額でも
50歳(30年間)で1億円達成できる計算になります。
あとは前述と同様60歳まで10年間7%で積立運用すると
65歳のときにはなんと
2億9千万円にもなるのです。
・・・・自分で計算してビックリしちゃった(@_@。



同じ積立額でも運用の差で老後資金の差がひらく。
わかりやすく書くと、これが確定拠出年金の仕組みでもありますね。

mittya