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働く女は敵ばかり(遥洋子著)

働く女は敵ばかり(朝日文庫)
遥洋子著

派遣でも、さすがに3年もいると上司としては娘を嫁に出す気分らしく(笑)

今日“現”派遣先の常務が、“新”派遣先の専務に「mittyaをよろしく♪」と電話をかけてくれました。

ワシは不思議と「系統内ばっかりを放浪している派遣社員」なので上司同士のつながりが結構あったりするのですよ。(^_^;)

聞くともなしに電話のやりとりを聞いていたら、おそらく「いくつ?」「結婚してるの?」が真っ先に聞かれた模様。
しかも歳はしつこく確認してた感じ(^_^;)
・・・仕事すんのに歳が関係あんのか?!
見かけは若いぞ。安心しろ(自爆)

去年文庫で『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』『結婚しません』を読んでから、フェミニズム論にちょっとはまりぎみ。
それまで、失礼ながら“遥洋子”も“上野千鶴子”も存じ上げなかったんですが

だってねぇ。
「先生!女性差別ってなに?!」の答が
「ワタシがムカツク、ことや!」ですよ。
上野千鶴子、かっこいいねぇ!

というか、いろんなことが女性(だけではないが)差別なんだ・・・と、今更いろいろ気が付いてみたりするワシ(^_^;)
今まで納まりが悪いと思った気持ちは「そういうことなんだ」と腑に落ちるようになったのはいいことなのか、それとも気がつかなかった方がよかったのか?

例えば、前出の歳の話もそうですよ。
『働く女は~』にこうある。

私は他人に年を聞かれると、少し胸が痛くなる。ちょっとした悪寒のようなものを感じるのだ。他の女性の様子を見てても似た反応を感じる。
 なぜ女性は年を聞かれるとつらいのか。自分を値打ちづけられる気がするからだ。男女平等、女性もキャリアだ実力だと言われても、女性はそれがうそなのを肌で知っている。~中略~
そして男もハートだ、人間性だとか言われながら、実は稼ぎが大事にされる。どれだけ高収入であるかで、「いい男つかんだネ」という会話が成立する。私たちは、理想は現実と違うのをよく知っているから、胸が痛むのだ。
 女性に年齢を聞くというのは、初対面の男性に年収を聞くことと同じ意味を持つ。男性たちよ。想像してみてほしい。女性に出会う度、自分を語ろうとする度に、「ネエ、そんなことより、あなた年収いくら」と聞かれることを。やっぱり胸が痛む痛むのではないだろうか。

ふふっ。言えたらどんなにすっきりするかねぇw

でもね。女の敵は本当は女だよね。
男ドモより、おばちゃん達(年齢的な話にあらず)のほうがタチが悪くないか?
旦那の社会的地位(年収)が高いとなぜか自分まで偉くなった気がしてるおばちゃん達。
偉いのは、旦那であってオマエデハナイダロ!

例えば「結婚してるの?」「旦那は何してる人なの?」「子供はいるの?」「どこの学校(会社)行ってるの?」
何故他人の地位で自分の優劣をつけるんだ?

例えば「なんで子供つくらないの?」「なんで結婚しないの?」「なんでそんなに仕事するの?」「そんなに仕事して子供が可哀想」
大きなお世話だ。・・・アンタたちになにか関係ありますか?
放っておいてくださいな。

自分達と違うものは一切受け入れられないおばちゃん達。
「すごいわねぇ」「偉いわねぇ」といいつつ主婦であり母である優越感にひたるな。
別にお金だけのために仕事してるわけじゃないわ。
あげくに「歳だから」「主婦だから」「パートだから」言うな。
自分が努力(勉強)しない(手抜きしたい)理由にしか聞こえない。
別にアナタにワシと同じ努力(勉強)をしろと言った覚えはないし。
ワシはいろんなことを知りたいからアンテナ張ってるだけだよ。
最善の方法が知りたいから勉強してるだけだよ。
例えば、自分で計算したくない(楽したい)からEXCEL関数を覚えるだけだよ。
努力しなくてすむ環境ならそれでいいじゃんとワシは思うが?