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年金訂正は自分が困るでしょ

社保庁、年金額訂正など3万3900件 大量未払いの可能性

社会保険庁が平成17年度だけで、すでに年金を受け取っている人の年金額や加入期間を3万3925件訂正していたことが24日、分かった。年金の加入記録に記載漏れがあったことなどが原因。大量の年金未払いが発生している可能性が高く、柳沢伯夫厚生労働相が実態調査を指示した。
 社保庁によると、平成9年に1人1つずつの基礎年金番号を導入するまで、個人の年金は複数の番号で管理していた。基礎年金番号導入時、1つの番号に個人記録を統合する過程で、コンピューターへ入力漏れがあった可能性が高いという。
 社保庁は16年3月から、58歳時点での年金加入記録を通知するサービスを始めたが、今月までの約2年半に約36万人が再調査を依頼。本来の年金額を受け取っていないケースが多数判明した。


一般企業であればごめんじゃすまない事態なんですが。。。
とある方から聞いた話によると昔はカタカナでの記録しかないので、同一人物の認定をするのも大変な作業らしいです。
その記録で一生の年金額が決まるわけだから、慎重にならざるえを得ないよね。
数十年前の記録なので、引っ越してて住所の異動が追えない方も結構な数にのぼるらしいです。
いろいろ問題が取りざたされる公務員ではありますが、普通の方は地味に一生懸命仕事されているんですわ。

所得税もしかりですが、今まで会社まかせ国まかせで他人事のようだった個人にも問題があるとワシは思うですよ。
しかも今回の記事になっている再調査を依頼した人数は、遅ればせながら「きちんと登録されてるの?」と疑問を持った人達なわけで・・・
“国だからきちんとやってくれてるはず”となんの根拠もなく信じているおぢちゃま・おばちゃま達のほうが多いと思うわけです。

たるんでると怒るのももっとだと思うけど、やっぱり人間がやっていること。
自分のことなんだから確認するのも自己責任なんではないでしょうか?
最近はネットで試算できたりもするし、窓口で聞いても昔よりは丁寧親切です。


ただ、年金定期便を毎年全員に郵送するのは、経費がかかるわりに有効かどうか疑問ですが?

mittya