英ボーダフォンCEO「日本事業の売却益、株主に」・英紙
【ロンドン5日共同】5日付の英紙サンデー・テレグラフによると、英ボーダフォンのサリン最高経営責任者(CEO)は同紙との単独会見で、ソフトバンクと進めている日本事業の売却益の多くを「株主に還元する」と述べ、交渉を「3、4週間」でまとめたいとの意向を示した。同紙はまた、英ボーダフォンに近い筋の話として、同社が2006年3月期決算に日本事業の売却益を計上し、5月の決算発表で50億ポンド(約1兆300億円)規模の特別配当実施を計画していると伝えた。
同社は05年9月の中間決算で前年同期比9.5%の大幅減益を記録。ことしに入ってからも業績見通しを下方修正するなど、サリンCEOは株主の厳しい圧力にさらされている。
同紙は、経営陣が特別配当実施などで株主の怒りを静め、思い切った経費削減策を今後実施するための時間的猶予を得ようとする思惑がある、とのアナリストの分析を紹介している。 (19:48)
いらないものはさっさと売却しましょうね。。。。